カサンドラはどこへ行く?~確定ASD嫁とグレーADHD夫

Facebook にシェア
Pocket

← 前のページへ

カサンドラ症候群の判定基準と関連状況

 ここでもう1度、上記カサンドラ症候群のWikipediaに戻り、そこに書かれている「カサンドラ症候群の判定基準」を見ながら、私たち夫婦の状況が当てはまっているか考えてみます。

判定基準と一般的な事例

 Wikipediaでは、カサンドラ症候群は次の3つの要素から成る、とされています。

  1. パートナーの少なくとも一人が、低い心の知能指数/共感指数、あるいはアレキシサイミア(失感情症)。
     相手の振る舞いに共感したり、喜びや感謝などの感情を表さなかったりすることを意図します。

  2. 人間関係の相互作用や経験を害する
     これは、人間関係の満足感の低下や対立関係を意図しています。

  3. 精神的及び身体的(またはどちらか一方)なマイナスの症状
     二次障害的なもので、疲労、不眠、自己喪失等を指します。

 上記の要素の例として、献身的な夫とASDの嫁を想像してみます。
 献身的な夫は、ASDの妻に好意をもってもらいたい、よき夫でありたいと精一杯尽くします。
 しかし、もともと恋愛感情に乏しいと呼ばれ(私の記事へのリンク)、また、共感力が低いため、夫が献身的に接してくれていてもそれを理解できません。(いい人だな、というのは理解しています。)←1つ目の要素です。
 夫は、次第に、嫁といることに不満を抱くようになります。←2つ目の要素です。
 夫は、嫁に必要とされていない自分を卑下し、強い自己喪失感を覚えます。あるいは、自分を肯定しない嫁が自分を格下に見ていると言う被害妄想に取り付かれるようになります。←3つ目の要素です。

 例えば、このような流れが、カサンドラ症候群の典型的な例かと思います。

判定基準と我が家の状況

 それでは次に、上記の判定基準を我が家の状況に当てはめて見ましょう。

  1. パートナーの少なくとも一人が、低い心の知能指数/共感指数、あるいはアレキシサイミア(失感情症)。
     我が家でいうと、夫と嫁のいずれかもしくは両方の共感が低い気がします(特に夫?)。

  2. 人間関係の相互作用や経験を害する
     これは、人間関係の満足感の低下や対立関係を意図していますが、対立関係にはならないものの、嫁の不満は溜まっているようです。

  3. 精神的及び身体的(またはどちらか一方)なマイナスの症状
     二次障害的なもので、疲労、不眠、自己喪失等を指します。我が家ではグレーと言うべきでしょうか。しかし、嫁は育児も含めてたびたび疲れが表面化し、パニック発作を起こしています。

 上記を考慮すると、我が家は甘く見て1つ、厳しく見れば3つと当てはまり、すなわちカサンドラ症候群に該当すると言えると考えます。
 一方、上記、冒頭でご紹介した定義上は、ASDのパートナーに起こるのがカサンドラ症候群とされています。
 しかし、我が家の場合、確定ASDの嫁がカサンドラ症候群に近いという状況が起きており、その解釈はよく分からないところです。

カサンドラ症候群は第三者に理解してもらうのが難しい

 もう1つ、カサンドラ症候群は第三者に理解してもらうのが難しいと言います。
 例えば、我が家を建てている件についても、嫁は、近所の方から、

    おばちゃんにこにこ「こんな家を建ててくれるなんて、あなたは幸せ者ね!」

と声をかけられますが、

    嫁なき「毎週のように連れ出されて私は心が休まる間もないんです。」

と言って、近所の方を共感を得られるかと言うと、難しいと思います。

    おばちゃんにこにこ「そんな、贅沢よー」

と言われるか、どんなに理解があっても、

    おばちゃんにこにこ「それは旦那さんとよく相談した方が良いわよねぇ」

と、旦那とのコミュニケーションを指摘されるのが関の山です。
 そのことにより、嫁はさらに孤立感や不満を感じ、それがカサンドラ症候群に拍車をかける可能性があります。

 上記の説明は、同Wikipediaの「第三者が理解しにくい理由」の項にもありますので、あわせて参照ください。


次のページで最後です。カサンドラ症候群の解決法をご紹介します。

→ 次のページへ

フォローお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です