カサンドラはどこへ行く?~確定ASD嫁とグレーADHD夫

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はじめに

 こんばんは、宇多パパです。

 アスペルガー障害(AD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを持った夫婦やパートナーで必ずと言っていいほど問題となるのは、カサンドラ症候群(CAD;Cassandra Affective Disorder)です。

 今回の記事は、Wikipediaのカサンドラ症候群の項を確認しながら、ASD確定診断の嫁とADHD疑いの私(夫)という我が家の状況をご紹介し、カサンドラ症候群の判定とその回避法を含めて検討していきたいと思います。

目次

  1. カサンドラ症候群とは?
  2. 我が家の状況
  3. カサンドラ症候群の判定基準と関連状況
  4. カサンドラ症候群の解決法
  5. 感想・考察

カサンドラ症候群とは?

 まず、カサンドラ症候群(CAD)の定義を確認しましょう。早速ですが、Wikipediaから見てみます。

 カサンドラ症候群(カサンドラしょうこうぐん、英: Cassandra affective disorder)、カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラじょうどうはくだつしょうがい、英: Cassandra affective deprivation disorder)」とは、アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。
Wikipedia カサンドラ症候群より

 上記から考えるに、アスペルガー症候群を原因として、パートナーと情緒的な関係を築けないために、パートナーに身体的・精神的な症状を来たす、ということです。

我が家の状況

 我が家は、14歳年の差の夫婦で、ASD嫁は確定診断で精神障害者手帳3級を持っていますが、私はADHDっぽい傾向はあると思っていますがいちおう定型発達ですので、上記の定義からすると、定型である私に発生するのがカサンドラ症候群ですが、それは本当なのでしょうか。

心が弱く受動的な年下の嫁

 嫁は(うつ病や強迫性障害といった)二次障害こそないものの感覚過敏なところもあり、基本、心が弱いです。

好奇心が旺盛で能動的な年上の夫

 私はADHD傾向も影響していると思いますが、好奇心が旺盛で能動的です。
 好奇心が旺盛と言うのは、新しい物事が好きで、何か1つのことに興味を持つと、基本、徹底的にこだわります(お金はあまりかけません汗)。
 昔からの趣味(?)は、投資ですね。堅実なもので、デイトレーダーが聞くと、批判もしてないのに不機嫌になられるタイプの投資をしてます。嫁との初めてのピロートークが投資の話だったって噂もあります。この話はいつかしたいですね(笑)
 嫁と出会う直前まで好きだったのは、アニソンカフェでした。アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)が大好きで、秋葉原のアニソンカフェ(アニOn)でペンライトを振っては、走って踊る40歳過ぎのおじさんでした。リアニメーションっていうアニソンの野外イベントに参戦したりもしていましたし、秋葉原のMOGRAとか、夜な夜な都心のアニソンバーとかも行ってました。今はアニソンカフェには行きませんが、デレステは続けています(昨日からイベントですねー)。
 嫁と会ってからの趣味はまず、スマートスピーカーでしょうか。あの、「おっけーぐーぐる」とか、「アレクサ」とかいうやつです。その様子の一端は対決!アスペ嫁vsスマートスピーカーという記事でもご覧いただけます。この分野への興味はまだ衰えておらず、これからも拡張予定です。
 そして、家作りに凝り、今まさに建築中です。
 そして今、このブログに凝ってます。レンタルサーバー借りてるので、できること、やりたいことがいっぱいです。ゲーム作りたいんですけどね・・・ できますかね・・・

周りを巻き込むADHD夫

 私は、自分で趣味をやるときは、基本、一人でやるのが嫌いです。というか、パートナーが暇そうにしているのが苦手なので、パートナーがやりたいことに乗るか、自分がやりたいことにパートナーを巻き込みます。
 上に書いた趣味も嫁をいろいろ巻き込んで来ました。
 はい、自覚はあるんです。

    私あせでも、スマートスピーカーは互いの生活やQOLの向上に役に立つし。
    家を作るには、嫁にももちろん意見をもらわないと、みんなが住みやすい家にはならないし。
    ブログをはじめたのだって、嫁があまり仕事ができないし、物は書くのは好きみたいだし、少しでも収益化して生活の足しになれば・・・

 と、言い訳をしながら嫁を巻き込んでいる自覚はあるのです。

放っておいてもらいたいASD嫁

 上記のように、夫は自分の論理で、自分の趣味に巻き込むことを正当化していますが、嫁に感想を聞いてみると、

    私あせ生活の向上はごもっともだし、家計も大事だけど、自分は興味がないし放っておいてほしい。

です。(泣)
 もともと体力の弱い嫁ですので、例えば毎週末、家作りのために連れまわされたり、ブログの更新に記事を書くように言われ、少しずつ体力を削られているようです。(←でも、収益が見える化されるのは嫁も嬉しいみたいです。)


次のページは、「カサンドラ症候群の判定基準」とカサンドラ症候群を取り巻く環境について考えていきます。
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