聞き間違えをそのまま聞き返す~僕の妻は発達障害6話を読んで
最近、毎月気になってみているものがあります。月刊コミックバンチの「僕の妻は発達障害」です。
今日は第6話の更新日でした。
嫁はASDで、本作の妻はADHDのため、違うところもあるのかなぁとも思うのですが、毎回、あるあるな話しが多くて、共感しています。
以下、若干ネタバレを含むかも知れませんので、気になる方は先に上記リンクから読んでください。
聞き間違えをそのまま聞き返す
今回は、チック症の話なども気になったのですが、それ以上に気になったのが、結婚記念日(けっこんきねんび)を結構麒麟児(けっこうきりんじ)と聞き間違え、そのまま言い返したところ。
うちの嫁も頻繁にやります。
定型発達はそのまま言い返さない
これに対して、この旦那さんも、

と笑って訂正するのですが、この気持ちもとても分かります。
定型発達であれば、聞き間違えたとしても、聞き間違えた内容が文脈と異なるのであれば、脳内でこれを修正して返すことが多いと思います。
少なくても、定型発達は聞き間違えた内容が文脈と異なることが分かればそれをそのまま言い返すことはありません。
今回、作品の中では、聞き間違えをそのまま言い返すことについて、どうしてそういったことが起こるのか、というところまでは踏み込んでいなかったので、アスペ嫁に改めてその理由を聞いてみました。
アスペ嫁が聞き間違えをそのまま聞き返す理由
注意が向けられていない
こういった現象が起こるそもそもの原因ですが、作品を読んでも分かるように、カクテルパーティ効果(選択的聴取)が働いていないことに起因しています。
これは、疲れていてそこまでの注意が向けられていないか、オフモードでそもそも聞き取るだけの注意が向けられていないか、ということが理由のようです。
相手からの観点がない
聞き間違えまでは分かるとして、なぜ、聞き間違えをそのまま言い返すのか?少し考えれば分かるだろう、と、私でも思うのですが、そこについて、アスペ嫁は、

なのだそうです。
・・・抜けているんじゃ、しょうがない、のか^^;
ベストを尽くしているつもり

と、思うのですが、

下手に修正するよりも発生音は近しい確率が高いため、
そのまま言い返した方が確実性が高い。」(どやっ)
・・・お、おう。
高度なボケにノリツッコミの日々
作中の旦那さんもそうですが、私自身、聞き間違えについては責めるつもりは最早ありません。
むしろ、奇想天外な聞き間違え(ボケ)にノリツッコミを入れる日々を繰り返しています。
意思疎通が若干めんどくさいときもありますが、これはこれで、飽きない、かも、知れません。
発達界隈の皆さんは、聞き間違えをそのまま言い返すのってあるあるなんですかね?
ぜひ聞いてみたいです。
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