天然素材の家を建築中 その5~焼杉外壁、ロフト階段
週1更新、新築現場報告です。
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焼杉の外壁を張ってます
前回準備が進められていた焼杉は、順調に張られています。
こちらは玄関の脇、1F北側の壁です。手前は西側の壁ですが、こちらは漆喰が塗られる予定です。
2Fベランダの脇で張りの作業をしていただいているところです。下板に丁寧に金槌で釘打ちいただいています。
そうそう、焼杉のメリットは、
- 比較的安価
- 表面は焼いて炭のため、防腐、防虫効果あり
- 調湿効果あり(外壁だからメリットとして意味なさそうですが・・・)
逆にデメリットは、
- 日光などの経年劣化で色が抜けたり灰色がかったりする(味が出て良いと言う意見もあり)
- ムラがあったり、割れが生じたりする(天然素材だもの)
- ごしごしすると汚れる(どの外壁も同じか?)
- 地域によっては防火材と見なされない
などなど、のようです。ご参考まで。
私は、

と理由で焼杉にしました。
ロフト階段製作中
ロフト階段も製作中です。今は4段目の曲がるところまでできてますね。確か、蹴上(=踏板と踏板の間の垂直の板)がない、スケルトンの感じの仕上げだったかと思います。奥では、忙しそうに棟梁が走ってますね。お疲れ様です。
5段目以降はまだありません。ささら(踏板を支える、地面に対して斜めの板)だけが見えます。奥で宙を舞っているのは、さっきまで走っていた棟梁です。お疲れ様です。
ささらをリビング側(真横)から見るとこんな感じです。リビングからはロフト階段がよく見えるようになっています。
手前に見えるのは、もう一方のささらです。
もう1つのささらはスケルトンにする必要もないため、耐久性を重視してか、溝に踏板を差し込むようになるようですね。あ、外壁の張りも進んでいるようですね。お疲れ様です。
踏板はJパネルっていう、国産の杉材の合板です(詳しくはリンクをご覧ください)。これを、踏板の奥行きにあわせて、棟梁がカットしています。
外壁を撮影していたら、近所を散歩している方が

と呟いて通り過ぎて行きました。ステキなおうちと思っていただいていたら嬉しいです。
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