発達障害嫁が疲れているときは、見える景色がカオスになってくる

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疲れの見える化

 発達障害者は疲れを自覚しづらく、疲れていることに気付かないまま動き続けて最後は倒れる、という困った特性(?)を持っていることがあります。

 そのため、なんらかの自覚症状を疲れの程度と見なす、「疲れの見える化」が、発達障害の方には重要なことだと思っています。

発達障害嫁の疲れは見ている景色で分かる

 発達障害嫁の疲れは、見ている景色から分かるのだそうです。

 疲れてきたときには、見ている景色が次のように見えるそうです。

疲れの症状1:光が強くなる

 疲れてきて、まず起こるのは、見ている景色の光が強くなります。
 照明を直接見たときに眩し過ぎて目がチカチカするような現象です。

疲れの症状2:グラデーションがなくなる

 次に、色にグラデーションがなくなります。
 明るいところには色が強く付いていますが、暗いところは真っ暗で、その境界が明瞭として、グラデーションがありません。
 色彩はありますが、どの色も原色になる感じです。

疲れの症状3:文字に色が付く(共感覚が発生する)

 さらに疲れてくると、文字に勝手に色が付き始めます。共感覚の暴走です。

 道を歩いていると、看板に書かれた文字などにも色が付くため、

    嫁「スプラトゥーンで急に街中にペンキが塗られる感じ!分かる!?」

のだそうですが、私には想像し得ない状況です(汗

疲れてくるとカオスな世界が広がってくる

 このように、疲れてくると景色にいろいろな不調が生じ、前頭葉のあたりが重くなったりするため、

    嫁「私、疲れてるんだ・・・」

と、発達障害嫁は気付くそうです。

 さらに、周囲の音にも文字が乗り、この文字に色が付きはじめると、

    嫁「ニコニコ動画を見てるみたい。」

なのだそうですが・・・ 分かりますかね、私には分かりません。

疲れたときは音と映像をシャットダウン

 そんなカオスな世界から逃げ出す一番良い方法は、音と映像をシャットダウンすること、です。
 そのため、疲れが見え始めたら、できるだけ暗く、静かな部屋に、一人でいるようにしています。

疲れの見える化と対応が分かれば生活しやすくなる

 そんなこんなで、疲れたときの世界はまさに「地獄」ですが、最近は疲れの自覚と見える化が得意になったように思いますし、自覚できたときは無理をせずに

    嫁「ちょっと一人になってくる。」

と言えるようになってきたと思います。

 昔は、

    嫁「まだ大丈夫!いける!できるから、手伝わないで!!!」

と(何故か)キレて、疲れきって倒れ、復旧に2~3日を要することもままありました。そのときから考えると、とても、生活しやすくなったと思います。

 発達障害嫁のパートナーとして、発達障害の皆さんにお願いしたいことは、
 疲れたときは無理をせず、現場を放棄してでも休むように、切に切にお願いします。


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