母乳育児の思い出~母乳マッサージと母乳からの卒乳まで
こんにちは、宇多ママです。
私は、昨年12月まで、母乳とミルクの両方を使う、いわゆる混合育児をしていました。
今回は、当時のことを思い出しながら、母乳育児や混合育児について、経緯、母乳マッサージ、メリット、デメリット、母乳の卒乳までをご紹介します。
(宇多パパ追記)
今回は、母乳に関する赤裸々なお話になりますので、おっぱいに抵抗のある方の閲覧はご注意ください。おっぱい。
母乳育児への憧れと発達障害
「母親として、出来れば母乳で育てたい」
という理由はよく聞きますが、私の場合は別の理由でした。
授乳中に出るホルモン「オキシトシン」のおかげでホルモンバランスが安定して(健常者よりになって)発達障害の症状が軽くなるという話があり、それなら嬉しいと思っていました。
母乳マッサージ
妊娠中から乳腺のマッサージをして、母乳を出やすくしましょうという話があり、マッサージしていましたが、主人はマッサージと称して痛いくらいつねったり引っ張ったり。確かに角栓?がニョロっと出てきて見た目にはすっきりしますが・・・。
あまり強い刺激は切迫早産に繋がることがあるので、臨月に入ってから行いましょう。
母乳マッサージについて(宇多パパ視点)
このセクションは、宇多パパが書きます。
夫は母乳マッサージの知識があった
嫁は初産ですが、私はバツイチで3人目の子ということもあり、母乳マッサージについても知識がありました。千葉県では名の知れたOククリニックの院長先生直伝の母乳マッサージです(笑)
知識なく(汚い)手でマッサージするのはお勧めしませんので、産婦人科などにご相談ください。
母乳マッサージは、自分自身でやるより、夫にやってもらった方がやりやすいし、愛情も深まる、かも知れませんので、やった方が良いと思います。
母乳マッサージは初産でやるものだと思いますので、バツイチでもない限り、必然的に経験のある夫はいません。母乳に意欲的であるなら、未経験でも過度に恐れずにやる勇気が必要です。
夫のする母乳マッサージの方法
ざっくりと母乳マッサージの方法についてご説明します。
乳房や乳輪のマッサージは不要かと思います。乳頭のマッサージで十分です。
乳頭をぷにぷにし、徐々に強めにします。縦と横、角度を変えながら、指でつまむようにしたり、転がすようにしたりします。
押し出したり、引っ張るようなことはしなくて良いと思います。見た目ほどの効果はありません。乳首で遊ばないでください。(← やってたかなぁ・・・?)
妊娠中の母乳マッサージは、子宮収縮効果もあるため、過度なマッサージは禁物ですが、臨月に入る前でも安定期に入ったなら、おなかの張りが出ない範囲でマッサージはした方が良いと思います。乳首の物理的な痛みがあるので、臨月に入ってからまとめて拙速に進めるのも難儀です。乳頭は、徐々に痛みに慣らし、柔らかくしていくイメージです。
生まれてから力任せに赤ちゃんに吸い付かれるよりはなんぼかマシのはず、です。愛情をもって、力強くマッサージしましょう。
何度か繰り返していくうちに、詰まりなのか、脂肪のようなものが出ることが分かります。マッサージが効いている実感が持てるところです。適時タオルやティッシュで拭くなどしながら続けてあげてください。
母乳の開通の方法
あと、いわゆる母乳の開通について、乳腺が何本なら良いとか、そういうことは良く分かりませんが、私の認識では開通はやはり必要です。
方法としては、上記のマッサージをして、「そろそろ痛いから止めよう」となってから、最後にトドメの一撃を食らわしてください。(嫁よ、ごめん。黙っていたけど意図してやっていたのだ。)
トドメの一撃とは、乳頭を球体としてイメージしたときのちょうど中心のあたりに乳腺があるとイメージして、その乳腺を塞ぐ小さい粒(とびっこ)があるようなイメージで、その粒をぷちっと潰す感じです。
(画像はイクラですね、すいません)
ぷちっ! です。 むにゅー、じゃないです。瞬発力が大事です。これで乳管のつまりが取れ、開通します。愛情をもって、母乳マッサージのたびにやってあげてください。
以上、母乳マッサージについては終了です。以下、また、嫁にお返しします。
初乳は一滴
出産直後、初乳(ホエイ)は一滴だけ出ました。初産ですし、出るだけで凄いのかと思っていましたが、どうやら少ないらしいです。その後もずっと母乳の出は悪かったです。
母乳は前菜
母乳の出が悪く、母乳だけでは満足させる事が出来ませんでした。母乳(左右両方)→ミルクという順番で上げていましたが、娘氏は途中で怒り出すのが常でした。

と言わんばかり。申し訳なくなりながらミルクをあげていました。
(宇多パパ追記:
本人の認識は上記のとおりです。確かに、出産直後は見るからに量は少なかったのですが、一週間もすると、娘氏はむせるほど飲んでたし、量は出ていたんじゃないかと思います。
単純に、赤ちゃんの食欲が大きかっただけなのでは?と、今の食欲を見ていても感じます・・・)
飲みづらい乳首
これはもう個人差なのでしょうが、産院でも保健師さんからも飲みづらい(小さい)乳首なので、意識して深く吸わせるようにという指導を受けました。こればかりはどうしようもありません。
痛くなった乳首とその保護
吸われることで、普通に乳首が痛くなりました。これは他の人も同じだと思います。
あと、新生児期、ランシノーのお世話になりました。
ランシノー:乳首を保護するためにつけるクリーム。成分はラノリン=羊毛についている蝋。
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授乳時の抱き方に苦戦
左胸は授乳中抱っこが安定していたのですが、右胸はどうも授乳がしづらく、横抱き以外にも縦抱き、フットボール抱きなど試してみました。フットボール抱きが飲みやすかったようですが、慣れない抱き方での授乳は難易度が高かったです。
(宇多パパ追記:
そもそも抱っこすることに慣れていないほか、赤ちゃんと自分の距離感というか、どうやったら赤ちゃんにとって吸いやすい恰好になるかという想像ができないことも原因としてあったかもしれません。これは、発達障害の「共感力」に起因するかも知れません。
私も抱き方のフォローをするなどしましたが、あまり芳しくありませんでした。
結局、赤ちゃんが根負けしたのか、私たちが慣れたのか、良く分かりませんが、大きな問題にはならなかったと思います。気にしないのが一番ですね。)
次のページから混合育児(母乳とミルクを併用すること)について書いていきます。
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