スポーツブラは発達障害嫁の強い味方
宇多ママです。
妊娠してから、授乳ブラの延長でスポーツブラをと、あとマタニティーショーツを未だに愛用していますが、これは発達障害の人の強い味方になるかもしれません。非常に快適に過ごせています。
マタニティーショーツ、授乳ブラとは
文字通り、妊娠〜産後に使う下着です。マタニティーショーツは妊娠期にお腹が大きくなるので、お腹の辺りがゆったりと股上深く作られたショーツです。また、授乳ブラは妊娠期〜授乳期につけるワイヤー無しのブラで、多くは授乳がしやすいスポーツブラです。妊娠中から授乳期はブラジャーのサイズが上がるため、必然的に授乳用のブラに買い替えることが多いです。
発達障害にとっての利点
利点1.感覚過敏にもつけやすい
発達障害の人は感覚過敏がある場合が多いです。ですので、肌に直接触れる下着は皮膚への刺激が少ないものが向いています。
その点、体型に変化が起こり、かつ敏感な妊婦さんがつけられるものはストレスフリーなものが多いです。
授乳ブラジャーは授乳の妨げにならないように締め付けが少なく、かつ綿素材などで吸湿性も高いです。また、体型の変化にも対応できるようにゆったり設計です。夜にワイヤー入りのブラをして寝るのは寝苦しいですが、夜だけナイトブラにして日常はワイヤー入り、などの着替えも忘れがちな発達障害者には向いていると思います。
また、ショーツも急激にお腹が出てくる妊娠中に対応できるゆったりサイズでありながら股上が深くすっぽりと包まれるので、締め付けからくる感覚過敏に対応しやすくなっています。こちらも綿素材などで非常に快適です。ローライズなどの骨盤で履くショーツが苦手という方にはもってこいです。
スポーツブラ(授乳ブラ)に変えてから、ワイヤーがあたる部分が赤く、痒くなるということはなくなりました。また、後ろのホックが寝ているときに痛いということも無くなりました。地味にストレスだったので、戻りたくないとすら思ってしまいます。
妊娠中に眠剤なしでも(医者から止められていた)眠れていた理由の一つが、後ろのホックが地味に痛い問題がブラの変更で解消されていたからかもしれません。
利点2.洗濯が楽
ワイヤーがないので、洗濯の時にわざわざ手洗いにしたり、下着用洗濯ネットに入れたりしなくても、型崩れの心配がありません。その点でも非常に楽です。ワーキングメモリーが少ないと言われている発達障害者にとって、作業工程を減らすことはストレスを減らします。綿素材なら、干す時にも気を使わなくて良いことも利点です。
利点3.買い替え時に店員さんと話さない
下着店で定期的に買い替えていたときには、半年に1度は計測などの面倒なことがあり(ワイヤー入りだと採寸が大切なため)人と話すのが苦手なアスペルガーには課題でした。かといって、通販などで購入するのも(ワイヤー入りだとフィット感からメーカーでサイズが前後することもあるため)博打でした。さらに、普通の衣料品店の下着コーナーにもないサイズでした。それが、ノンワイヤーの下着になると、例えばLサイズなど、一気にサイズがざっくりしたものになります。そのため、わざわざ専門店で店員さんと会話して購入する苦痛からも解放されました。
利点4.安い
ブラの寿命はのべ100日と聞いたことがあります。
1万円のブラを買うと、100円/日の価格になります。スポーツブラなら安いものだと1000円未満ですし、お財布にとても優しいです。
実際のところ、ワイヤー入りだと、(扱いが雑なせいか)ワイヤーが壊れて飛び出て刺さって痛い思いをしたりしますので、体感的には寿命は長くありません。
スポーツブラなら、多少くたびれても使えますし、もともとがお安いためお値段以上!という感じがします。
他者からどう見えるかは課題
利点は上に挙げたとおりです。
利便性、快適性を求めるには効果的ですが、色気は全くありません。勝負下着には不向きかと思います。他者からの視点の方が大切な方にはオススメできません。
発達障害女性にスポーツブラはとってもおすすめ!
下着を変えるだけでストレスが軽減されるのであれば、非常にオススメできる内容だと思います。
発達障害は女性比率の低い障害だとされていますので、相談しづらい内容かと思います。ですので、今回の記事が当事者の参考になれば幸いです。
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