発達障害と向き合う覚悟を持つこと~僕の妻は発達障害8話を読んで

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 最近、恒例にしています、月刊コミックバンチの「僕の妻は発達障害」を読んで、感想と言うか、寄り道的な記事です。

 今回は、昨日更新された、月刊コミックバンチWebの「僕の妻は発達障害」第8話にちなんだお話を書きたいと思います。
 ネタバレを含むかも知れませんので、ぜひ、リンク先で「僕妻」をお読みになられてから、記事を読んでいただけると幸いです。

僕の妻は発達障害

8話はこちら

アスペ嫁は私と出会ってから発達障害と向き合う覚悟を持った

 今回のお話で特に考えさせられたのは、(発達障害の有無に関わらず、)自分の短所の「自覚」、それと向き合う「覚悟」を持っているか、というコマでした。

 我が家のアスペ嫁が発達障害を向き合う覚悟を持ったのはいつかと考えてみると、僕妻の妻さんと同じかも知れませんが、私と知り合ってからでした。

仕事を探しても見つからないアスペ嫁


 嫁と出会ったときの話は、以前の以下の記事を参照していただければ笑

 私と出会ってから、当時勤めていたブラック企業を辞めた彼女は、再度就職口を探していましたが、どうしてもうまく行きませんでした。
 当時の話は今でも鮮明に覚えていますが、派遣会社からすごい拒絶を受け登録を断られた話とか、とても面白い(失礼)ので、その話はまたの機会に。

就労移行支援との出会いから、発達障害と向き合う覚悟を固めて行った

 そのころから発達障害について、いろいろ相談をしていました。
 まだ、病院にも通っていませんでしたが、アスペ嫁の東大時代の友人が就労移行支援を使っていたことを聞いたりする中で、私は早速、池袋のkaienの説明会を見つけ、そこに参加していく中で、精神科を受診することになったのでした。

発達障害と向き合うことは結婚・出産を諦めること?

 ではなぜ、それまでアスペ嫁は発達障害と向き合うために精神科を受診することなどをしなかったのか、と考えてみると、相応の費用がかかることから、その経済的に余裕がなかったこともあります。

 ただ、それ以上に大きかったのは、

    嫁「障害者雇用という制度は知っていたものの、その制度を利用することによって、
    結婚や出産を諦めざるを得なくなるのではないかという、精神的な不安が大きかった。」

のだそうです。

 そういった意味でも、今回の僕妻のように、発達障害の彼女を支えてくれるパートナーの存在が、責任や安心に繋がったんじゃないかと、考えています。

アスペ嫁は、小学校5年生の時に発達障害を自覚していた!?

 と、綺麗にまとめようと思ったのですが、アスペ嫁は、小学校5年生の時にすでに、自身がなんらかの障害を持っていることを自覚してのだそうです。

 当時小学5年生のアスペ嫁は、クラスメイトと比べて圧倒的に忘れ物が多いことや、他害があったことなどから、

    嫁「他の子と明らかに違う・・・」

と、密かに悩んでいました。ある日、親から、

    父「どこか行きたいところはある?」

と質問されたとき、とっさに出た答えは、

    嫁「精神科!」

でした。

 アスペ嫁の両親は、そのとき、子供らしい”遊園地”とか”デパート”などの答えを期待していたこともあったせいか、

    父「そんなことを言うもんじゃない!」

と頭ごなしに激怒したそうです。

 他にも、アスペ嫁の両親が、(少なくても当時は)発達障害に理解がなかったエピソードはいくつかあるのですが、できるだけ早く、嫁の障害について、フォローしてあげられていたら、いろいろできることもあったんじゃないか、と考えることもあります。

1歳前後の自分の子供の発達に不安などを感じる親は、半数以上!

 そういった気持ちも含め、今、私は、自分の10ヶ月の娘の発達を不安に思っています。
 一方、昨日、嫁はTwitterで、#平和baby(平成31年4月と令和元年5~12月、令和2年1~3月の間に生まれた赤ちゃん)宛に、以下のアンケートを投げかけました。

 今回の記事の趣旨で質問をしたわけではないのですが、半数以上のお父さん・お母さんが、乳児期の発達に対して、凹んだり悲しくなったりする経験を持っていました。

自分の子供の発達障害と向き合えるか

 私は、嫁の発達障害に向き合う覚悟を持ち、それに対して、嫁も発達障害と向き合う覚悟を持つことで、今の生活があるのだと感じています。

 嫁の両親は、当時、娘の発達障害と向き合うだけの、覚悟や理解は持ち得なかったのかもしれません。

 そして、今、私が親として、自分の娘の発達に不安を抱えていますが、これから娘が大きくなっていくに連れ、そんな不安と向き合っていく覚悟を持ちたいと、そんな風に感じたきっかけになりました。

僕妻の感想と次回の僕妻

 というわけで、いまさらながら、改めて僕妻の感想を書きますと。

 今回の僕妻もしんみり回でした。けど、妻さんの成長や頑張りも感じられて、とても勇気付けられた気がします。

 ちなみに、昨日は、月刊コミックバンチの発売日!僕妻の次回、9話も載ってます。次回ももう読みました!次回も妻さんの成長に勇気付けられたのですが・・・。

 次回の話しもしたいところですが、またWebで公開されたタイミングでお話できたらって思います。

    泣き「それまで待てないよー!」

と言う方は、↓のリンクからどうぞ笑

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